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2025.03.28
目安箱システムを社内に設置
コロナ禍で対面の機会が減る中、社員間の意見共有が形式化・固定化する傾向が見られました。
そこで、誰もが自由に意見を発信できる場として、匿名投稿が可能な目安箱システムを導入しました。
社内の課題や改善点のほか、日常の気づきやお礼なども気軽に投稿できる仕組みとして活用されています。


本記事では、本システムの開発に込めたコンセプトや搭載された主な機能、導入による効果、そして関係者それぞれの視点からの所感についてご紹介します。

開発コンセプトと機能
使いやすさを重視したシンプルなUI
社員が直観的に操作できるよう、シンプルなインターフェースを設計
匿名性を確保することで、投稿の心理的なハードルを下げるよう配慮したシステム

双方向性を意識した通知機能
意見が投稿されると、管理者に通知
管理者が意見を採用すると、投稿者に通知
意見が埋もれず、評価されていることを実感できる仕組みに

継続的な意見投稿を促す仕掛け
意見があれば、都度投稿してもらうことにより、社内の埋もれたアイデアを探ることが可能に

導入メリット
匿名性の確保による率直な意見の収集
匿名投稿機能により、投稿者がより率直な意見を述べやすくし、これまで表面化しなかった課題や
提案を効率的に収集することができ、組織全体の改善に寄与します。

データの一元管理による分析の容易化
投稿された意見をデータベースに一元管理することで、過去の情報を容易に検索・分析できるようにしました。
組織の課題や傾向を把握し、戦略的な意思決定に活用することが可能です。

セキュリティと運用面の安心感
情報漏洩や外部依存のリスクを回避するため、Slackなどの外部ツールではなく、社内完結型のシステムとして構築しました。

シンプル設計による効率的な導入と運用
シンプルな設計に重点を置いて作成しているため、システム導入にかかる初期コストと運用コストを抑えることができます。
また、シンプルゆえにカスタマイズのしやすい設計となっており、今後の拡張性やメンテナンス性にも優れています。

管理者としての所感
育成とプロジェクト推進の両立
開発担当者のスキルに応じて最適なツールや開発環境を選定するとともに、成長を促す支援体制の構築を模索しました。
あわせて、進捗状況を把握しながら、プロジェクト全体のスケジュールを的確に管理することに注力し、適切なタイミングでフィードバックや調整を行えるよう努めました。

連携・品質向上への取り組み
課題や疑問を把握し、適切なサポートができるよう意識しました。
特にリモート環境では、情報共有の方法や頻度も試行錯誤し、可能な限り認識のズレが起こらないように心掛け、コードレビューやヒアリングを通じて品質を保ちつつ、担当者自身の技術力向上も支援しました。

作業者としての所感
Web系知識のない状態での挑戦
オンラインの情報や教材を活用しながら試行錯誤を重ね、必要な技術を一つずつ習得していきました。
特に初期は情報量の多さに圧倒される場面もありましたが、方向性を絞って学ぶことで徐々に理解が深まりました。

デザインにおける工夫
今回のシステムでは、画面サイズやレイアウトへの対応が求められました。
特に余白の調整やレスポンシブ対応には苦労しましたが、自然な操作感を意識しながら改善を重ねることで、より使いやすいUIの実現に近づけたと感じています。

おわりに
小規模なシステムではありますが、担当者それぞれが工夫を重ねながら取り組んだことで、社内に前向きな変化を生むきっかけとなりました。
今後も、より良い意見交換の場として機能するよう、引き続き改善と運用に努めていきたいと考えています。
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